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　漁業協同組合（以下、「漁協」）とは、組合員（漁師）が出資し構成された組織です。
　漁協の仕事は、その成り立ちから漁師が漁業をするためのサポートを行うことが業務の中心となります。
　たとえば、市場の開設。朝、漁師が獲ってきた魚を市場で受取り、計量し、セリにかけ販売します。朝は早いですが、季節を感じながら日々いろんな魚やいろんな漁師に出会えるおもしろい仕事です。また、漁師が漁で使用する燃料や漁具を販売したり、氷を販売するのも漁協の仕事。安心して漁ができるように漁業権や許可関係の手続き、漁港や漁船の管理、事故があったときに対応するのも漁協の仕事です。その他、直販事業や共済事業など業務は多岐に亘り、職員は合羽と長靴を履いて行う現場仕事とデスクワークの両方をこなしています。
　三重外湾漁協は、三重県南部の大部分｛志摩市（一部を除く）、南伊勢町、大紀町、紀北町、尾鷲市｝に跨（またが）る漁業協同組合で組合員数7,638人、生産額は98.6億円に上り、これは三重県全体の約4割を占める漁協です。過疎高齢化が進む三重県南部にあって、地域経済を支える重要な役割を担っています。今では上記の業務のほか、自営事業として定置網や養殖事業など、未来の漁業を創造するため新しい事業にも挑戦しています。
　漁業は食料の安定供給を担う重要な産業です。自然豊かな場所で、やりがいを感じながら、漁師・産業を支えて頂ける仲間を募集いたします。

※数値は全て令和3年度実績となります