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　三重県のほぼ中央部にある伊勢平野の南部に位置し、東は伊勢市、西は松阪市、南は玉城町・多気町に接し、北は伊勢湾に接しています。地形は平野が多く、大堀川、笹笛川、祓川の3つの川が伊勢湾へと流れ込み、良質米の生産地域となっています。気候は、冬暖かく夏涼しい東海型気候に属し、全般的に温暖で、四季の変化は快適な風土を生み出しています。

　町内からは、数多くの遺跡や古墳が発見され、この地の歴史が大変古いものであることを物語っています。7世紀末、天武王朝の頃には伊勢神宮に仕える斎王の住まう斎宮ができ、その規模や出土品から、中世にいたるまでのあいだ、三重県南部の産業・文化の中心地であったことがうかがえます。

　まちの魅力や機能を向上させるとともに、人と地域と行政、それぞれが世代や地域を超えてつながり、豊かなこころを育むまち、こどもと地域の未来をみんなで育みながら支えあうまち、そして、誰もが地域の魅力や史跡斎宮跡をはじめとする歴史や文化、温もりを実感できるまちの実現に取り組むことにより、誰もが「住みたい」、いつまでも「住み続けたい」と思える「まち」をめざします。